「料理は感情を売っている」──一喜の原点
大阪・東大阪市、近鉄奈良線 瓢箪山駅から徒歩3分。創作料理 一喜(いちき)の扉を開けると、どこか懐かしいけれど少し特別な空気が流れています。代表の吉岡 篤は、一喜の存在意義をこう語ります。
「うちは料理そのものより、食べた後に残る感情や記憶を売っている店です。“あの日、一喜でみんなで笑ったよな”っていう時間を提供したいんです」
飲食を「最も身近な非日常のエンターテインメント」と位置づけ、「特別な日に選ばれる店」であり続けること。それが一喜の目指す姿です。
リーマンショックとコロナ禍──逆境がくれた問い
一喜の歴史は、決して順風満帆ではありませんでした。リーマンシ...









