最初は「皿洗い要員」だと思っていた
大学の近くで、時給と家からの近さだけを見て選んだのが「創作料理 一喜」でした。
入った頃の私は、飲食の仕事を「皿を下げて、料理を運ぶだけの作業」としか思っていませんでした。
ピークタイムはとにかくバタバタで、「早く片付けてって言われたからやっている」感覚。お客様の顔や名前はほとんど覚えられず、「ごちそうさま」の一言も、正直あまり心に入ってきませんでした。
そんな私にとって、店主の吉岡さんの「作業と仕事は違うで」という一言が、後から大きな意味を持つようになります。
「作業」と「仕事」の違いを突きつけられた夜
転機は、忙しい金曜の夜でした。宴会のラストオーダーを取り違え、刺...









