1. 「海のそばで育っただけ」じゃなかった──林律子が気づいた原点
林律子の原点には、淡路島で船大工をしていた祖父の存在があります。幼い頃から海と船、魚に囲まれて育ちながらも、当時はそれを「特別」とは思っていませんでした。転機は、進路を考え始めた高校時代。海のない地域で暮らす人たちにとって、魚や海産物がどれほど貴重な存在かを知り、「自分にとって当たり前の海は、誰かの生活を支える資源なのだ」と気づきます。海と人の暮らしをつなぐ仕事をしたい。その気づきこそが、後のA.A.O passionのビジョン「水産物を通じ世界と未来をつなぐ」へとつながっていきました。









