海と木の匂いの中で育った子ども時代と、水産への原体験
淡路島で船大工をしていた祖父の仕事場には、潮の香りと木の香りがいつも混ざっていました。幼い林律子にとって、海は「遊び場」であると同時に「人の暮らしを支える仕事の現場」でもありました。生き物に触れ、魚の命をいただく感覚を身近に感じた経験は、「海と人の関係を、より良い形で未来につなぎたい」という想いの原点となります。華やかな都市ではなく、地方の現場から見えるリアルな暮らしこそが、後の事業ビジョンの土台になっていきました。
大学・大学院で学んだ「養殖」という技術と、食をめぐる世界課題
水産学を専門に選んだのは、「好きだから」だけではなく、人口増加と資源...









