「家業は伸びない」と思っていた4代目が見た現実
大阪府富田林市で銅線加工を手がける昭和製線株式会社。従業員20名ほどの町工場だが、前身の平野電線製造所時代から数えて創業100年超の歴史を持つ。現在、舵を取るのは4代目社長・廣瀬康輔氏だ。
もともと廣瀬氏は、「これから電線事業が大きく伸びるとは思えない」と感じ、家業に戻るつもりはなかった。ところが社会人として働く中で、「自分が育ってこられたのはこの会社のおかげだ」と実感。ちょうど工場長が退職する節目に父から「やる気があるなら今がいいタイミングかもしれない」と声をかけられ、社員とその家族の生活を背負う覚悟を決めて戻ることになる。









