100年企業の「沈みかけた船」からの再スタート
大阪府富田林市に本社を置く昭和製線株式会社は、ジャンパー線や鉛フリーはんだメッキ銅線など、電子部品・電線用導体の加工を行う従業員20名ほどのメーカーです。前身の平野電線製造所創業から数えると、歴史は100年超。しかし4代目・廣瀬康輔社長が戻った当時、会社は「船が沈みかけている」状態でした。
出荷量・利益は減少し、設備は老朽化。顧客の品質要求は上がる一方で、クレームも多かった。ここからの立て直しは、原因を徹底的に洗い出す品質改善と、販路を根本から見直す挑戦から始まりました。
展示会から始まった東南アジア輸出──「日本製だから欲しい」
転機となったのは201...









