はじめに――修理を超える、価値継承のリーダーへ
大阪府八尾市の株式会社レザーアートは、単なるブランド品の修理・復元業にとどまらず、「価値あるものを未来へつなぐ」企業へ進化しています。1961年の創業から半世紀以上、カバンや靴、ジュエリーなどのリペアを通じて積み重ねてきた技術と信頼。その根底には「思い出」「ブランド」「技術」「資源」という四つの“価値観”が息づいています。本記事では、井上富雄社長の新たな経営哲学と、職場で育まれるオープンな文化、実際の現場エピソードなどから、レザーアートの“働く現場”の魅力を紐解きます。
受け継がれる創業の精神――“ものを大切に”の背景
きっかけは一人の母親が知人のブラ...









