町工場から「素材メーカー」へ――変革の背景
1972年創業のフコク産業は、工業用ゴム・シリコーン製品の製造を軸に、大手メーカーの下請けとしてQ(品質)・C(コスト)・D(納期)を磨いてきました。一方で、製造業全体では、後継者不在による廃業や国内生産の空洞化が進行。そこで同社は、「100年、200年と続く会社」であるために、単なる受託加工ではなく、自ら市場に提案する「素材メーカー」への変革を決断しました。金型や仕事を引き継ぎ、業界のセーフティーネットとして機能しつつ、新たな分野や自社商品開発へ舵を切っています。
医療・半導体・食品へ――ゴム技術の新たなフィールド
フコク産業の強みは、ゴム・シリコーンの...









