「受け身ディレクター」だった20代後半のリアル
前職での私は、クライアントから渡された構成案と素材を、制作チームに流す「進行役」に近い存在でした。要件定義は営業が行い、私の仕事はスケジュール調整と品質チェック中心。打ち合わせではメモを取り、持ち帰って社内で判断を仰ぐだけ。数字目標やKPIに踏み込むこともなく、「ディレクション=交通整理」と割り切っていました。
一方で、30代が近づくにつれ「このままでは企画力のないディレクターで終わる」という危機感も強くなっていました。採用サイトやコーポレートサイトの企画段階から関わりたいのに、自分から提案できる材料も自信もない。そんな「受け身」と「焦り」が同居した...




