9:00〜到着したバッグの検品と「直し方の設計図」を描く
工房に届いたバッグは、まず状態確認から始まります。傷や汚れ、ほつれ、金具の不具合などを一つずつチェックし、「どこが原因で、どこまで直すべきか」を見立てます。ここで大事なのは、単に壊れた箇所を見るのではなく、「なぜここが傷んだのか」「直したあとに再発しないか」を想像すること。カルテのように症状と方針を整理しながら、納期やブランドの特徴も踏まえて、頭の中で修理の工程表を組み立てていきます。
10:00〜分解・補強作業で「見えない部分」を整える
方針が決まったら、縫い糸を解き、金具を外し、必要な箇所だけを丁寧に分解します。ここで重要なのが、元の構造...









