1.1927年の籐椅子工房からSWITCHへ──「座る道具」にこだわり続けた系譜
カナタ製作所の原点は、1927年、大阪・富田林で始まった籐家具の工房です。創業当時から一貫しているのは、「座る」という行為をどれだけ心地よくできるか、という問いでした。籐椅子から始まり、時代に合わせて素材や形は変わっても、「人の体を支える道具をまっすぐに作る」という姿勢は変わりません。昭和43年に法人化し、オフィス家具や座椅子などへと守備範囲を広げながらも、量を追うのではなく、目の前の一脚に集中する文化が受け継がれてきました。その蓄積の先に、「自分たちの名で、自分たちが欲しい椅子やソファを届けたい」という思いから生...









