下請けから「看板メーカー」へ――変化を恐れないDNA
大阪府堺市に本社を構える常磐精工株式会社は、1967年創業のものづくり企業だ。ベアリング部品の切削加工から始まり、アウトドア用品、そして現在の主力である「A型看板」やディスプレイ什器へと、時代とともに事業の柱を変えてきた。
転機となったのは、二代目が下請けからの脱却を決断し、「自社商品を持つメーカー」へ舵を切ったことだ。工事や施工を伴わない、自立型の看板に特化し、なかでも店舗前に並ぶA型看板は、生産台数で国内最多を誇るまでになった。
こうした変化の連続は、「何を作るか」よりも「どう価値を生み出すか」を問い続けてきた歴史の裏返しでもある。









