パンクバンド青年が、建築現場に飛び込むまで
株式会社エビス代表・松本学は、もともと音楽一筋のパンクバンド青年でした。セックス・ピストルズに憧れ、CDを自主制作し、全国ツアーも計画するほど本気で音楽に向き合っていました。その活動資金を稼ぐために選んだアルバイトが、建築現場での「揚重(ようじゅう)」──建築資材を運び、搬入・配置する専門職です。ユニバーサルスタジオジャパンの工事にも携わる中で、松本は「現場で使われる道具や段取りが、作業の安全と効率を左右する」という事実を体感していきます。
大けがから生まれた、エビスらしい原点
揚重職人として働いていたある日、松本は大事故に遭います。当時使っていたのは、耐...









