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AI検索最適化とSEOで検索マーケティングの最前線を走る
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AI検索最適化とSEOで検索マーケティングの最前線を走る

2026.03.29
株式会社メディアリーチ





株式会社メディアリーチ / 代表取締役 松村俊樹 氏



AI検索最適化とSEOで検索マーケティングの最前線を走る

現代人の生活において、インターネットはもはや不可欠のものになった。企業など情報を発信する側も同じで、いかに多くの人々の目に触れられるかの方策が必須になっている。そのために重要なのが、SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)への対策だ。つまりはインターネットの検索エンジンに自社のウェブサイトを上位に表示させ、訪問者数の増加を図るための取り組みである。外資系企業で海外勤務の経験もある松村俊樹氏が代表取締役を務め、大阪市北区に本社を置く株式会社メディアリーチは、そのスペシャリストである。

弊社の事業は大きく分けて二つあります。一つは検索エンジン対策です。各企業様や製品などのサイトを検索エンジンの上位に表示されるようにして流入を増やし、売り上げにつなげていくサポートです。もう一つは、最近になって増えてきているChatGPT(※1)やGemini(※2)といったAI(人工知能)の中で、企業様が発信されるコンテンツなどが形成されるような支援をしています。弊社のことをご紹介させていただく際に、両者を分けて説明する場合もありますが、基本的には『検索マーケティングの支援をしている会社』ということになります

※1  ChatGPT(チャットGPT)は、米OpenAI社が開発した、人間のように自然な対話ができる生成AIサービスです。2022年11月に公開され、質問への回答、文章作成、要約、翻訳、プログラミングコードの記述など多岐にわたるタスクを高速・高精度にこなします。
※2  Gemini(ジェミニ)は、Googleが開発した最先端のマルチモーダル生成AIです。テキスト、画像、音声、動画、コードなど多様な情報を同時に理解・処理でき、Google Bardの進化版として、日常会話から複雑な論理推論、プログラミングまで幅広く対応します。
同業他社が多くある中で、メディアリーチ社の特徴は海外にも強みを持つことだ。

海外企業のご支援もさせていただいているのは、我々の珍しいポイントです。現在は売り上げの2割ほどが、海外企業へのご支援によるものです。SEOやAI検索(※3)の領域は、やはり海外のほうが情報のスピードが速いんですよ。支援しているクライアント様から『もうこういう動きになっている』『こういうことをしないといけない』といった情報が必然的に入ってきます。日本ではまだ競合が動いていない中で、先んじて最新の動きに合わせたナレッジ(知識・知見)を構築し、動けるのは強みの一つだと思っています


※3   SEO(検索エンジン最適化)は、Google等の検索結果でWebサイトを上位表示させる手法です。一方、AI検索はAIが回答を生成・提示する新しい検索形態であり、そのAIに情報を引用させる対策を「AI検索最適化(AIO)」と呼びます。AIOはAI検索への最適化対策(業界ではLLMOやGEOとも呼ばれます)を意味します。


AI検索最適化とSEOで検索マーケティングの最前線を走る


同社の海外向け事業をかみ砕いて説明すると、海外企業の製品やサービスの紹介サイトを日本人に向けに日本語に変換し、そのうえでSEO対策の支援をするということだ。

そうです。日本でマーケティングを行いたい海外企業のニーズは、実はかなりあります。北米にも『日本でSEOをやる』という会社はありますが、現地にいらっしゃるので日本の状況の解像度が上がらない状態なんですよ。そのため、支援がうまくいかないこともあるようです。そこで企業様がローカルのエージェンシーを探されるのですが、英語に対応したSEOやAI検索対策の会社は、日本にはあまりありません。おそらく数えるほどしかないため、競合することは少ないですね

同社が海外をターゲットにし始めたのは、法人を設立した2021年ごろからで、早々に世界を視野に入れていた。現在の海外取引先は北米・欧州の英語圏を中心に中国・東南アジア・東欧・中東など、まさにワールドワイドに展開している。

私は会社員時代に外資系企業に勤めていましたので、海外企業の風土や契約の習慣、プロジェクトの進め方などの特徴に、一定の解像度を持ち合わせていました。そのあたりが自分の中でクリアになっていたので、あとは問い合わせが来れば商談をして、受注を決めるだけだと考えていました。ですから、海外をターゲットにするハードルは高く感じていませんでした


もっと多くの日本の会社が海外に目を向けてもよさそうだが、SEO対策の海外進出は難しいものなのだろうか。

海外をマーケットにするハードルは、確かに高いかもしれません。リーガル(法的)な知識が必要ですし、入送金の商習慣も違いがあるなど、障壁はいろいろあります。海外は入送金の方法も多様化していて、PayPalやStripe(※4)のほか国際送金など多彩です。日本のエージェンシー側にそうした知見がないと、『あえてそこに手を出す必要があるのか』となりがちです。我々はそのあたりをハードルとは感じていなかったので、参入できたのだと思います

※4 PayPal(ペイパル)とStripe(ストライプ)は、どちらもインターネット上で安全に決済を行うためのオンライン決済代行サービスです。PayPal(ペイパル)は世界中で3億人以上のユーザーが利用している、歴史の長い決済サービス。一方Stripe(ストライプ)は近年、多くのIT企業やスタートアップで採用されている、開発者向けの柔軟な決済プラットフォームです。



社の成長には人材の獲得がキーポイント 求めるのはスキルより素直で誠実であること



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海外顧客のSEO対策に対応するにしても、英語の読み書きができて話せるだけでは成り立たないという。

これは英語の能力に加え、SEO領域の専門用語や知見がないと難しい。そうした人材を採用しなければならないのですが、なかなかいないのが現実です。何名かはいますが、日本市場にはほとんどいないと思っています。ですからウェブマーケティングを理解して英語も日本語もできる人材と、少し英語ができてSEOに精通した日本人の組み合わせで、うまく翻訳しながら進めているプロジェクトのほうが多いですね

社が成長していくためには、人材の獲得が重要なキーポイントになると松村社長は認識している。

そうですね、一番大事なのは人材だと思っています。ただ、この領域に詳しい人はなかなかいません。ですから、我々が採用で重視しているのは『素直さ』や『誠実さ』といった部分で、スキル面は正直それほど見ていません。実務に関してはマニュアルがあり、未経験でもある程度、支援の分析や成果物作成ができる体制にしています

そのマニュアルを理解して実行するのに、素直さが肝要になるのである。

素直に実行していただくことはもちろん、プライドが高すぎるとバイアスがかかってしまい、コミュニケーションがうまくいかないケースもあります。知識的なスキルは後で身につけられますが、素直さや誠実さは後天的に身につけるのが難しい部分です。ですから弊社では、人柄重視で採用させていただいています

素直で誠実であることに加え、顧客への興味を持つことも大事な要素だという。

そこは非常に重要なポイントで、お客様のことに興味を持つ力が大切です。どれだけの知識やスキルがあっても、お客様の事業や目指しているものに興味が持てないと、力になれないんですよね。逆に知識がなくても、お客様のことを知りたいという人はご要望を深掘りできる。実際に成果を出せるのは、そういう方が多いのです



「良い価値は良い環境から」社長が貫く信念


さらには、優れた人材を獲得し、育成するためには「働く環境作り」が不可欠であると松村社長は語る。

「2015年にサンフランシスコで働いていた際、日本の職場の写真を現地の外国人に見せたところ、『こんな場所では働けない。なぜこのオフィスで良い仕事ができるんだ?』と言われたことが非常に印象に残っています。私自身もその意見に共感しました。オフィスとは単にパソコンで作業をする場所ではなく、お客様に価値を提供する場所です。提供する側の社員が良い状態で働けなければ、質の高い価値を生むことは難しいと考えています」

その信念を体現するように、メディアリーチ社のオフィスにはビリヤード台や卓球台、アミューズメント設備が整えられている。

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「また、働く時間も自由にしています。シエスタタイム(※5)の導入など、社員の自由を一定程度担保することが、結果としてお客様への優れた提案に繋がると確信しています」

※5 ビジネスにおけるシエスタタイムの導入とは、午後の生産性を最大化するための「戦略的休息」を意味します。最大の特徴は、昼食後の生理的な眠気(アフタヌーン・ディップ)を無理に堪えるのではなく、15〜30分程度の短時間睡眠(パワーナップ)を業務の一環として認める点です。これにより脳がリセットされ、午後の集中力維持やケアレスミスの防止、創造性の向上が期待できます。
専用スペースの確保や時間制限などの運用ルールをセットで構築することが、導入成功の鍵となります。



AI化の波にいかに乗れるかが 社の今後の成長に関わってくる



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インターネットを含めたデジタル世界の進歩は、とにかく速い。数年前までは名を聞く程度だった生成AIは、あっという間に実用段階に突入している。今後も加速度的に増していく変化に、どう対応していくのか。

そこは各企業さんも、我々のようなSEO支援会社も含めて日々、情報収集に追われている状況です。今後の環境の変化は誰にも読めません。明日になれば情報が変わっているような世界です。我々にできることとしては、変化の動きを1日単位でキャッチアップしながら、どうすればAI検索に対応できるのかをひたすら考え続けることしかないと思っています。海外の文献などを毎日100以上インプットしてスタッフ間でシェアし、常に最新の状態にアップデートする体制を組んでいます

速い変化の波にいかに乗れるか。それは、社の今後の成長に直結する。

おっしゃる通りです。従来のSEO対策だけでは、事業として伸びていかないのは目に見えています。ですから我々も従来の対策にプラスアルファして、AI検索についてもマーケティングを含めてしっかり投資し、この業界でトップランナーになれるよう進めています

現時点で同社が取り扱う従来型のSEOとAIの比率は9:1だという。しかし、その比率が逆転する日がやってくることも予想される。

その可能性はあると思っています。ただ、AI検索対策の中にはSEOで培った必須の対応もありますので、組み合わせてやっていくことになるでしょう。我々にはSEOという基盤があります。そこにプラスしてAIでどう展開するかを、企業さんにしっかりとお伝えしていきたいと考えています

それを踏まえたうえで、短中期的にはどのような目標を掲げているのか。

主軸は大きく変わらないと思っています。我々のビジョンは『価値あるブランドが人々に届く世界を実現する』です。その観点で言えば、たとえば広報やPRなども視野に入ってきますし、そうした周辺事業の拡大は中長期で想定しています。また、SEOやAI検索に関わるSaaS事業(※インターネット経由で利用するソフトウェアサービス)も立ち上がりフェーズなので、今後はここを伸ばしていきたいですね

変化の激しい業界の中で、長期的な目標は立てづらい面があるのではと話を向けると、松村社長は静かにうなずいた。

「正直に申し上げますと、この先の10〜20年がどうなるかは、あえて考えないようにしています。考えているのは抽象的ですが『会社を大きくしたい』ということですね。売り上げ云々よりも、会社を大きくして仲間を増やしていくプロセスが一番楽しい。苦労しながら仲間を増やしていく過程を楽しんで、最後に死ねたら本望ですね(笑)」


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株式会社メディアリーチ
本社:大阪市北区芝田2丁目8-11 共栄ビル3F
オフィシャルサイト:https://mediareach.co.jp/
SEOサービス:https://mediareach.co.jp/seo-consulting/
AI検索最適化サービス:https://mediareach.co.jp/seo-consulting/llmo-service/