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神田川の料理長と老舗あなご・鰻の卸売商の息子がタッグを組んだ「高級割烹ぷりん」
大阪市西区飲食・フード新着

神田川の料理長と老舗あなご・鰻の卸売商の息子がタッグを組んだ「高級割烹ぷりん」

2024.12.06
DHSOFT株式会社

DHSOFT株式会社 / 代表取締役 中川和優 氏

                                                                                                                            

東京の百貨店の催事売り場や渋谷スクランブルスクエア(※1)で話題になり、たちまち売り切れている高級プリンがある。
大阪・北新地の割烹料理店「福の根」のコース料理のデザートに出されている「福の根高級ぷりん」だ。
作っているのは、「福の根」の料理長であり、北新地の神田川の料理長を務めた経験を持つ坂根久人氏だ。
「福の根」ではテイクアウト用のプリンを販売していない。コース料理を食べた人だけが食べる機会を得ることができるプリンである。
2023年から「福の根高級ぷりん」を東京の百貨店の催事での販売を開始し、話題を呼んでいる。
(※1)渋谷スクランブルスクエア:渋谷駅直結、地上47階、高さ229mの展望施設、オフィスフロア、共創施設、商業施設で構成されている大型複合施設。

その北新地の「福の根」を経営しているのが、2007年に設立したDHSOFT(ディーエイチソフト)株式会社である。
代表取締役 中川和優氏と坂根久人氏が、タッグを組んで設立した会社である。
職種も経歴もまったく違う2人が出会い、そこから何が生まれるか、どんなことができるのか、2人は挫折も味わいながらも、新たな分野に挑んでいる。可能性にチャレンジし続ける!元北新地神田川の料理長と老舗あなご・鰻の卸売の息子がタッグを組み高級割烹のデザートぷりんで、勝負をかける中川和優氏に話を伺った。

神田川の料理長と老舗あなご・鰻の卸売商の息子がタッグを組んだ「高級割烹ぷりん」

ソフトウェアの販売代理店からスタートし、20店舗の飲食関係の店を展開


Q.坂根氏との出会いは何だったのでしょうか?
私は大学を出て大手通信会社で7年間サラリーマンをしていましたが、31歳の時に退職して実家のあなご、鰻の卸商「天岩(てんいわ)」で働き始めました。
坂根とは、その頃に出会いました。当時、坂根は北新地の神田川本店で料理長をしていました。

出会った頃は2人は、後に一緒に起業するとは思ってもいなかったという。中川氏は「天岩」で小売りを担当し、百貨店の営業をしていたそうだ。

Q.起業するきっかけは何だったんですか?
東京の企業からソフトウエアの販売代理店をしないかと声がかかったんです。代理店になるには法人格が必要だったので、会社をつくることにしました。


2007年にソフトウエアの販売代理店をするために2人で起業したのが、DHSOFT(ディーエイチソフト)株式会社である。
社名は、ラガーマンだった頃の中川氏の愛称「デカ」のDと、坂根氏の名前の久人の「H」をにソフトウェアの販売会社の「SOFT」を組み合わせたものだ。
ソフトウエアの販売代理店と同時に携帯電話の販売代理店などの業務を開始した。さらに、2人とも飲食に携わる仕事経験があることから、2009年には西本町に鉄人酒場「福の根」をオープンし、飲食事業も開始。
2011年には、坂根氏を料理長に北新地に割烹料理店「福の根」をオープンした。福の根という店名は、料理やサービスがお客さまにとって、幸福感の根っこであってほしいという思いを込めたそうだ。

その後、通信関係、飲食店の開業へと拡大し、最盛期には飲食店を20店舗も経営する。しかし、コロナ禍もあり、思うように運営ができず、2020年頃から徐々に縮小していくことになる。
現在は、北新地の「福の根」と西本町にある創作居酒屋「まる餃」の2店舗がある。
通信事業、飲食事業の拡大をめざしてきた中川氏であったが、思うようにはいかなかった。

神田川の料理長と老舗あなご・鰻の卸売商の息子がタッグを組んだ「高級割烹ぷりん」

心機一転!ブランディングを強化。東京の百貨店で「福の根高級ぷりん」が大ヒット!


通信事業、飲食事業でいけるところまで行くつもりでしたが、思うようには拡大できませんでした。3度目の正直じゃないですが、今は固定費を増やさずに拡大しようと思っています。コンサルティングに強い社員が加わってくれたこともあり、商品ブランディングの強化に努めながら進めています。


そういう中川氏が今、力を注いでいるのが、東京の百貨店などでの催事販売である。
販売しているのは北新地の割烹料理店「福の根」のコース料理のデザートに出されている「福の根高級ぷりん」である。
コース料理を食べた人だけに与えられる特権のプリンで、「福の根」の店舗に行ってもプリンだけの購入はできない。
この「福の根高級ぷりん」を作っているのは、坂根久人氏だ。もちろん完全手作りである。

神田川の料理長と老舗あなご・鰻の卸売商の息子がタッグを組んだ「高級割烹ぷりん」

坂根氏は18歳から「神田川本店」で、神田川俊郎氏の下で修業。21歳で神田川俊郎氏のマネージャーに抜擢された。1997年には27歳の若さでテレビ番組『料理の鉄人』(1993年10月10日から1999年9月24日までフジテレビ系列などで放送されていた料理対決のバラエティ番組)に鉄人の挑戦者として出演し、あなご対決で見事勝利。同年には「神田川本店」の料理長に就任という経歴の持ち主だ。
「福の根高級ぷりん」は、その坂根氏が、徹底的に素材から追及し、考え抜いたプリンである。
プレーン、抹茶、チーズ、チョコの4種類があり、それぞれの味を活かすために、種類によって異なる卵を使用している。

「福の根高級ぷりん」の一品売りで勝負


2023年から催事販売をスタートした「福の根高級ぷりん」は、催事で1日600個を販売し、大きな話題となった。
京王百貨店新宿店、東武百貨店池袋店、松屋浅草店など次々に声がかかり、百貨店だけでなく渋谷駅に直結した複合施設型超高層ビル渋谷スクランブルスクエアでも販売し、人気を集めた。
渋谷スクランブルスクエアと言えば、話題のスイーツが目白押しのところで、常にトレンドを先取りしている場所だ。

「福の根」発の「福の根高級ぷりん」ともう一つ、力を入れているのが、中川氏の実家である「天岩」発のブランド弁当だ。
神田川の料理長と老舗あなご・鰻の卸売商の息子がタッグを組んだ「高級割烹ぷりん」

1905年創業の「天岩」のあなご弁当・鰻弁当


中川氏の実家の天岩のあなごと鰻を使った弁当で催事に打って出る。
中川氏は6年間、実家で小売りを担当しており、あなごに関してはプロである。天岩のあなごは、すべて真あなご。
あえて真あなごを強調したのには訳がある。
日本ではもともと、食用の「アナゴ」といえば、ほぼ真あなごのことを指してきたが、近年、スーパーなどの店頭に並ぶ「穴子の蒲焼き」や「煮穴子」といった加工品のなかには、真あなごとは種類の異なる、「イラコアナゴ」や「マルアナゴ」という深海魚が使用されているものもあるからだ。
1905年創業の「天岩」のあなご、鰻の美味しさを「お弁当」という形にしてのブランド展開だ。
お弁当は、海外展開も考えています。シンガポールの百貨店や国際線のファーストクラスの機内食として採用されることを目標に掲げています。


神田川の料理長と老舗あなご・鰻の卸売商の息子がタッグを組んだ「高級割烹ぷりん」

また、2025年沖縄北部にオープン予定の新しいテーマパーク『JUNGLIA ジャングリア』(※2)の近くに店舗を出す予定だそうだ。
今まで経験してきたことは、決して無駄ではない。むしろ、経験を積んだからこそできることがあるのではないだろうか。
新な舞台で飛躍するために中川氏は邁進し続けている。
(※2)『JUNGLIA ジャングリア』:2025年沖縄北部にオープン予定の新テーマパーク。総額約700億円を投じ、「Power Vacance!!(パワーバカンス)」をテーマに掲げ、大自然の中で真にリアルなエンターテイメントを全身で体感できることがコンセプト。

DHSOFT(ディーエイチソフト)株式会社
本社:大阪市西区江之子島1丁目7−3 奥内阿波座駅前ビル14階
福の根オフィシャルサイト:https://www.fukunone-kitashinchi.jp/index.html
福の根フェイスブック:https://www.facebook.com/profile.php?id=100054388605417
福の根インスタグラム:https://www.instagram.com/fukunone.kitashinchi//index.html
天岩オフィシャルサイト:https://www.ten-iwa.com/index.html
天岩インスタグラム:https://www.instagram.com/ten.iwa.osaka/index.html