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24時間365日 ITインフラを下支え、「世界を少し『楽』にする」
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24時間365日 ITインフラを下支え、「世界を少し『楽』にする」

2026.03.18
株式会社ビヨンド





株式会社ビヨンド 代表取締役 / 原岡昌寛 氏



24時間365日 ITインフラを下支え、「世界を少し『楽』にする」

インターネットはもはや、人々の生活に欠かせない重要な社会インフラとなった。その環境を下支えしているのが、ウェブコンテンツのデータを格納するサーバーである。株式会社ビヨンドは、このサーバーの設計・構築・運用などを中核事業とする、大阪市浪速区に本社を置く企業だ。代表取締役を務める原岡昌寛氏は文系学部出身ながら、新卒で入社した企業で、それまで触れたこともなかったシステム部門に配属された。

その会社にはまったく別のことをやりたいと思って入ったのですが、システム開発の部署に配属されたんです。そこでイチから勉強して、エンジニアになっていきました。初めは知識がゼロでしたが、やってみたら思いのほか性に合っていたというか、意外とできたんですね。技術を覚えるにつれて、たとえば動作の重いシステムの中身を解析して、『こうすれば速くなるのでは』と試したことがバッチリ当たると、すごく楽しいんです。当時は社内システムでしたが、周りの方々に喜んでもらえて、だんだんと面白い仕事だなと思うようになりました。それが23~24歳のころですから、あれから25年が経っても同じことを続けているとは、当時は思っていなかったですね(笑)


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やがて将来的に、海外に関わるようなシステムを作る仕事がしたいとの考えが芽生え、思いを同じくする同僚とともに独立することになった。

それが、現在弊社の取締役をしている森田康太郎です。ただ、当初はお金もコネもなくて。最初の1年くらいは古書店で古本を買い集めて、それをネットで売って日銭を稼ぐ状態でした。そんな生活をしながら、さまざまなことに手を出していたある時、紹介で『サーバーの仕事を一緒にやりませんか』という話が舞い込んできたんです。お相手は、ガラケー全盛期に月間80億PVという驚異的なアクセス数を誇っていたモバイルコンテンツ提供会社でした。『じゃあやってみるか』と始めたのが、弊社の草創期です。あの話がなければ、今ごろは大きな古本屋をやっていたかもしれませんね(笑)


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それからは交流会に顔を出したり、知人のつてを頼ったりして地道な営業活動を繰り広げた。当時は見積書の作り方も知らない状態だったが、誠実に向き合うことで一社、また一社と取引先を増やしていった。それから5年ほどは順調に売り上げを伸ばし、エンジニアも増員するなど成長を遂げる。

そこまでは右肩上がりでしたが、その後、社員を採用しても定着せず、売上も伸び悩む『踊り場』のような時期が3年ほどありました。原因は大口の解約や、ガラケーからスマートフォンへの市場の変化です。さらに、データセンターで物理サーバー(※1)を一台ずつ構築する時代から、クラウドサーバー(※1)への移行期が重なったことも影響しました。一気にではありませんが、じわじわと売り上げが落ちていったんです


※1 物理サーバーとクラウドサーバーの主な違いは、「実物の機械を自社で所有・管理するか」、「インターネット越しにサービスとして利用するか」という点にある。

危機感を覚えた原岡社長は、これまでの社の在り方を見直した。紹介が主だった新規獲得にマーケティング視点の営業活動を取り入れ、曖昧だった売上目標を明確に設定。また、物理サーバー主体からクラウドへの転換を推し進めるなど、会社を次のフェーズへと導いた。それが実を結び、大手クライアントとの契約を実現。社は再び上昇気流に乗った。


創業から約20年。海外にも拠点を構える今、 さらなる成長のため、新たな人材を求める



現在はカナダや中国にもオフィスを構える。かつては24時間稼働するサーバーを国内で保守していたが、海外拠点を置くことで時差を活用し、日本が夜の時間帯はカナダから作業を行う体制を構築。これにより日本のスタッフを夜勤から解放し、労働環境の改善につなげた。とはいえ、他業種と同様にビヨンドにとっても人材の確保は大きな課題だという。
私たちの職種はITの中でも『インフラエンジニア(※2)』なのですが、とにかく知名度がないんですよね(苦笑)。新卒採用をすると、多くの方が思い浮かべるのはプログラマー。インフラエンジニアの仕事をもっと多くの方に知っていただきたいです。私たちの仕事を野球にたとえるなら、甲子園球場でプレーする選手たちがお客様のコンテンツやシステムで、私たちの役割は『グラウンドキーパー』です。阪神園芸さんのように、芝をきれいに刈りそろえ、マウンドを整えて、良い試合をしてもらうための環境を作る。それが私たちの役割だと思っています


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※2 インフラエンジニアとは、サーバーやネットワーク、データベースなど、ITシステムが動くための基盤(インフラストラクチャ)を設計・構築・運用・保守する技術者の総称。

人材については、特別な技術の持ち主は求めていない。

私たちは技術そのものには、それほどこだわっていません。そもそも私自身が知識ゼロでこの業界に入っていますから(笑)。知識や技術は後からいくらでも身につきます。それよりも重視するのは、エンジニアとしての『ポテンシャル』です。この仕事は常に技術がアップデートされるため、仕事以外でも自発的に学ぶ姿勢が欠かせません。それを勉強だと思わずに、『新しいものが出たから触ってみよう』と楽しめる人は、必ず成長します。経歴や資格も参考にしますが、何より『知的好奇心の強さ』があるか。そこを一番のポテンシャルだと捉えています



IT企業であっても、人との関わりを大事にする その向こうに、世界を少し「楽」にすることを目指して



ビヨンドのこだわりは、IT企業でありながら人と人とのコミュニケーションを何よりも大切にすることだ。システムやサーバーを運用しているのも、それを利用するクライアントも、結局は「人間」だからである。

生成AI(※3)の進化は、サーバーがクラウドに置き換わって以来の大きな転換期だと感じています。これまで人間が行っていたプログラムや設定の多くを、AIがより優秀にこなす時代が来つつあります。ただ、どれだけAIが進化しても、お客様と対話して要望を汲み取り、より良いサービスへと昇華させるスタンスは崩したくありません。このコミュニケーションの部分こそ、人間にしかできない領域です。私たちは社内でコミュニケーションの図れるエンジニアを育てており、そのチーム力こそが一番の強みだと自負しています


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※3 生成AI(ジェネレーティブAI)とは、テキスト、画像、音声、動画などの新しいコンテンツを自ら作り出せる人工知能のこと。

コミュニケーションを大切にする姿勢が形になったエピソードを、原岡社長はこう語る。

ある時、お客様のシステムがトラブルで完全に止まってしまったことがありました。解決まで約10時間、お客様と『ああでもない、こうでもない』と一緒に取り組み続け、ついに復旧した瞬間、全員で拍手して喜び合ったんです。あの時、私たちは単にサーバーを預かっているだけでなく、お客様と共にサービスを作る『一員』なのだと強く実感しました。今でも忘れられない出来事です


掲げるミッションは「世界を少し『楽』にする」。日々の「楽」を積み重ねて、大きな楽しみを社会に還元することを目指している。

ミッションの『楽』には、お客様の負担を減らす『楽(らく)』と、自分たち自身が仕事を楽しむ『楽(たのしい)』の二つの意味を込めています。私たちは歴史を塗り替えるような大発明はできないかもしれませんが、少しずつの改善をコツコツと積み重ねて、気づけば世の中を大きく変えていた、という存在でありたい。転換期を好機と捉え、これからも歩み続けます


社名の「ビヨンド(Beyond)」には「その向こうに」という意味がある。ビヨンドが目指す「その向こうに」は、人々が知らず知らずのうちに「楽」になっている、豊かな社会である。

24時間365日 ITインフラを下支え、「世界を少し『楽』にする」

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株式会社ビヨンド
本社:大阪市浪速区難波中1-10-4 南海SK難波ビル3F
オフィシャルサイト:https://beyondjapan.com/