工業用ゴムメーカーが、なぜ福祉に踏み出したのか
錦城護謨株式会社は、もともと工業用ゴム・樹脂部品をつくるBtoBメーカーです。事務機器や自動車、ガス機器向けなど、目立たないけれど社会を支える“縁の下”の存在でした。そんな同社が福祉分野に踏み出した背景には、「社会の要求するものをつくる」という企業理念があります。高齢化や障がい者の社会参加が進む中で、「安全に自由に歩ける街づくり」が新しい社会的ニーズとして顕在化。それに、長年培ったゴム技術と「現場を良くしたい」という思いで応えようとした結果が、視覚障がい者歩行誘導マット「歩導くん」でした。
「歩導くん」とは何か――点字ブロックから一歩進んだ発想
「歩導...









